More Effective C++ 項目35 自ら言語の標準規格に慣れる
新訂版 More Effective C++ (AddisonーWesley professional co)
- 作者: スコット・メイヤーズ,安村通晃,伊賀聡一郎,飯田朱美,永田周一
- 出版社/メーカー: ピアソンエデュケーション
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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項目35 自ら言語の標準規格に慣れる
The Annotated C++ Reference Manual(ARM本)以降のC++の変化で重要なものは以下がある。
実行時型式別(RTTI)、名前空間、bool、mutable、explicit、enumに関しての演算子のオーバーロード、クラス定義内で整数の静的なクラスメンバーを初期化する機能。
メンバーテンプレート、型以外の引数が関数テンプレートで許可される。
例外処理、メモリ割り当て(new、delete)、新しいキャスト(static_castなど)の追加。
(「C++の設計と進化」に書いてあるらしい。)
標準ライブラリのほとんど全てのものはテンプレート。
標準テンプレートライブラリは拡張可能で、独自の集合、アルゴリズム、反復子を加えられる。
標準C++ライブラリを学ぶことで、既成のコンポーネントについての知識を深めるのみならず、ライブラリをより良く設計できるようになる洞察力が身につく。