プログラマが知るべき97のこと
- 作者: 和田卓人,Kevlin Henney,夏目大
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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印象に残ったものをいくつか紹介。
02 関数型プログラミングを学ぶことの重要性
参照透過性の高いプログラムを書けるようになるらしい。
参照透過性が高いとは、入力が同じなら常に得られる結果が同じ、ということ。C++やJavaだとprivate staticなメンバ関数かな?
状態に左右されない、シンプルな入出力を備えた関数にすることで、読む際に意識するスコープも狭くなるし、理解しやすいかも。
22 1万時間の訓練
エキスパートになるには1万時間の訓練が必要。
週20時間でも10年かかる。
日々努力を続けなければならない。
82 他者への思いやりを意識したコーディング
ubuntuはズールー語で他者への思いやりという意味があるらしい。その理念は「人間は、他の人間がいるお陰で人間になっている」というもの。
プログラマに絞ると、
「プログラマは、他のプログラマがいるお陰でプログラマになっている」
「コードは、他のコードがあるお陰でコードになっている」
になる。
チームで仕事をする上で、他の人に良い影響を与えるコードを書くプログラマにならないと。