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ストレージの原則と技術 Chapter 1〜4

IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術

IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術

本屋で手に入った。ささっと読んでく。

Chapter 1 インフォメーションストレージ入門

データは構造化データと非構造化データに分類でき、全体の90%が非構造化データ。

サーバー中心からデータセンターでの仮想化、クラウドコンピューティングへの進化の話。

Chapter 2 データセンター環境

データセンターの構成要素である、DBMSやOS、LVM、ファイルシステムなどの説明。

2.6のハードディスクの構成の説明はかなり詳しい。

Chapter 3 データ保護:RAID

RAIDは1987年の論文が元になっているらしい。
各RAIDレベル、ストライピング・ミラーリング・パリティの説明など。

Chapter 4 インテリジェントストレージシステム

キャッシュ、大容量メモリ、複数のI/Oパスを持った高パフォーマンスのストレージシステムの話。

フロントエンド
Fibre Channel、iSCSIなどのトランスポートプロトコルを実行するロジックが含まれるコントローラ。

キャッシュ
I/Oリクエストの処理にかかる時間を減らすためのバッファ。キャッシュデータの保護の技術、キャッシュミラーリングとキャッシュボールディングは初めて聞いた。

バックエンド
キャッシュと物理ディスクを橋渡しするインターフェイス。バックエンドポートとバックエンドコントローラから構成される。

仮想プロビジョニングって言葉は初めて聞いた。ググるとシン・プロビジョニングの方が一般的なのかな?