最近読んだ本 「善意で貧困はなくせるのか?」 「価格の心理学」 「ぼくと、ぼくらの夏」
- 作者: ディーン・カーラン,ジェイコブ・アペル,澤田康幸(解説),清川幸美
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 2013/02/09
- メディア: 単行本
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例えば、発展途上国の子供を学校に通わせるには、制服や学習道具を配布する方法もあるが、寄生虫の薬を配ったほうが安く、学校に来る子供を増やせるそうだ。
ただ、2時間遅刻する運転手や、不正を働く教師や医者の話を読むと、こんな国が援助で発展できるのかと思えてくる。そもそも発展したがっていないのか?
価格の心理学 なぜ、カフェのコーヒーは「高い」と思わないのか?
- 作者: リー・コールドウェル,武田玲子
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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以前読んだ、
予想どおりに不合理 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」 増補版
みたいな面白い読み物かと思ったら、もう少し固い内容だった。
各章の前半は、チョコレートポットという飲み物を販売する架空の会社の話で、わかりやすく価格設定や販売方法が説明されている。
気になったんだが、「婚約指輪は給料の3ヶ月分」というのは日本だけの風潮で、欧米諸国は1ヶ月分らしい。
デビアスの戦略なんだろうけど、なぜ日本だけ3ヶ月なんだ... これから結婚する人はグローバル標準に合わせたほうがいいぞ。
- 作者: 樋口有介
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05
- メディア: 文庫
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おすすめミステリーみたいなまとめサイトで見つけた本。
最初に出版されたのは1988年で、新装版が2007年。
88年なので携帯もPCもでてこないし、巨人は原が打たないから負けた、とかいう話が出てくる。
でも話の内容は全然古さを感じないし、普段ミステリーは読まないのでかなり楽しめた。
ただ、出てくる高校生みんなタバコ吸いすぎ、酒飲みすぎ。昔はゆるかったのか。