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キャズム

キャズム

キャズム

ずっと積ん読だった1冊。

顧客層を次のようにモデル化した。

  1. 新しいもの好きなオタク、イノベーター
  2. 周りを気にせず、自分の問題解決に新しいものを利用しようとするアーリーアダプター
  3. 他社の動向を伺いつつ、実用的であれば利用するアーリーマジョリティ
  4. みんな使っているから仕方なく使うが、新しいものには抵抗を示すレイトマジョリティ
  5. ハイテク嫌いのラガード

アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には大きな溝があり、そこを超えて普及するかどうかが製品やサービスの命運を分ける。

有名な本だけど、もうこの内容が通じる時代では無いのかも。。
例えばfacebookキャズムなんてあったっけ、と思ったら記事があった。
なぜ、Facebookだけが、キャズムを楽々と超えるのだろうか?

ソーシャルサービスは基本無料で利用でき、有償のハイテク製品のマーケティング理論を当てはめるのは少し違うにしても、実名制に基づく機能が広く受け入れられて、あっという間にキャズムを超えているようだ。